ホームページで商品を「売る」は間違いです

  

2018年10月29日  2021年7月5日

「中小企業にWEBマーケティングを」でおなじみのコタムの田村です。

あなたは今、ブログ書を一生懸命書いている人だと思います。そんなあたなの今の悩みは、

「何を書いたらいいかわからない」

「日記のようになってしまう」

ということだと推測します。その気持ちすっごくわかりますし、同意見です。わたしも以前運用していたブログ記事は、知り合いにしか見てもらえない、内輪のノリ色が強いビジネスに関係の無いものでした。恥ずかしすぎて閉鎖しました。逆に、見て頂きたかったくらいなので、残念なことをしました。

 

さて、PICNICをいつも見て頂いている方の多くは、「ビジネス」でブログを活用して、「売り上げを上げる」ことが目的なはずです。「売り上げを上げる」という目的達成に於いて、集客(サイトへの訪問数を上げる)は必須条件です。では、集客するためにはどのような記事を書くべきなのか?

答えは・・・

「顧客目線」であること、今風に言うと、読者ファーストである。ということです。

そして、読者ファーストであるということは「商品を売ってはいけない」ということなのです。

ではなぜ、「売り上げを上げる」という目的達成のために「商品を売ってはいけない」のでしょうか?

わたし達がインターネットで探している情報とは?

わたし達がインターネットで探しているのは商品やサービスではなく、問題を解決してくれる情報(=コンテンツ)です。

あなたもインターネットを使うのは「情報」を探しているからですよね?

そう言い切れる理由を説明しますね。

日本国内WEBサイトのアクセスランキングのトップ10を見てみましょう。

  1. Google.co.jp
  2. Yahoo!
  3. Google.com
  4. YouTube
  5. アマゾン
  6. Twitter
  7. ドコモ
  8. 楽天
  9. FC2
  10. DMM

引用:国内サイト訪問ランキング:SimilarWebJapan

 

国内サイト訪問ランキング

TOP10を見てみると、ランクインしているサイトは、何らかの情報やコンテンツを提供しているサイトです。

そして思いの外?予想通り?なのか、アダルトサイトがランキングにチラホラ・・・笑(実はアダルトサイトに学ぶべきことも沢山ありますよ

他のランキングも見てみましょう。

ショッピングサイトはアマゾンと楽天の2つだけ。

ショッピングサイトに来る人の目的は何でしょう?

欲しい商品を探す為です。

Amazon や楽天で欲しい商品や類似品を見つけたとします。

すると消費者が次に取る行動は・・・?

考えてみてください・・・

自分に置き換えてみるとわかると思います。

 

 

 

 

 

 

 

そうです!「価格の比較」です。

消費者は、欲しい商品を「一番安く買える店」を探しているのです。

すると当然、ショップ間の価格競争は激しくなります。

つまり・・・

ホームページで、商品やサービスを売ろうとすればするほど、安くしないと売れない。

これが、ホームページで商品やサービスを売ってはいけない最大の理由です。

 

逆に、消費者に喜ばれる価値ある情報やコンテンツを提供すれば、当然アクセスは増えることになります。

でも、それだけではありません。

無理な値引き、無理な売込みをしなくても、商品が自然と売れていくようになります。

言葉を選ばずに言うなら、「質の高いお客様」が来てくれるようになります。

これからのホームページはコンテンツベースで考えていくべきなのです。

宣伝はマイナスイメージ

スマホで情報サイトを見ているときに、急に表示されたうっとしいバナー広告。

間違ってタップしてしまった・・・

お役立ち記事かと思ったら、PR記事だった・・・

「だまされた・・・」

誰もが心当たりのあることです。

宣伝や売り込みというのは、時には企業や商品のマイナスイメージに繋がってしまうものです。

今の時代、情報というのは、消費者自らの手で得るものです。

求めていない、企業からの一方通行の宣伝にはうんざりです。

SNS上の口コミは信用

では、宣伝や広告以外でどのように商品・サービスを判断しているのでしょうか?

それに大きく影響しているのが信用できる情報か否か。

現代の消費者にとって広告の商品情報よりも、SNSなどの口コミ情報のほうが圧倒的に信用度が高くなっています。

その理由は、同じ消費者の立場である、リアルな声の方が参考になるからでしょう。

このように、従来の一方的な宣伝や売り文句で、消費者を購買行動へ導くことは難しくなっています。

露骨なアピールをすると、今までファンでいてくれたお客様でさえも、離れていってしまう可能性があります。

宣伝ではなく、悩みや問題の解決策を

売り上げをUPしたくてやっているのに商品の宣伝しないなんて・・・

と矛盾に感じてしまう人もいるかもしれません。

しかし、先に書いたとおり消費者が欲しがっているのは宣伝ではありません。

 

自分の生活の中にある悩みや問題の「解決策」

それが「今」消費者が求めている情報です。

商品の売り文句を並べているだけでは、誰にも振り向いてもらえません。

振り向いてもらう為には、まずは興味を持って貰う必要があります。

そのため、消費者がもっている悩みや問題を取り上げることが重要です。

自分に関係のあること」にしてあげて、ようやく「読んでみよう」という気持ちになります。

そしてその悩みや問題の解決策として、自然と商品の必要を紹介するというのがポイントとなります。

  • 最近薄毛で悩んでいる人なら、ボリュームの出る髪型(カットの方法)が存在することをお伝えする。⇒ 根本の解決には〇〇薬が効果的です。
  • 出産祝いに何かプレゼントを考えている人に、赤ちゃんの肌に一番やさしいタオル3選をお伝えする。
  • 30代の関節通には、筋トレが効果がある。⇒ テーピングという方法もある。
  • オリジナルウェディングをしたい人が費用(相場)を知りたがっている ⇒ 相場をありのままお伝えして、自社へのお問い合わせに繋げる。

あなたのお客様が何に悩み、何を解決したいのか?

また自分の悩みや問題に気づいている人もいれば、気づいていない人もいます。

そんなお客さまのために、問題点に気づかせてあげるコンテンツというのも不可欠です。

お客様目線のコンテンツを徹底する

企業や商品・サービスの長所・強みをたくさん挙げているコンテンツが多くありますが、それも避けるべきポイントです。

コンテンツを作る際は企業目線ではなく消費者の立場で、ということを心がけましょう。

読者ファーストです。

なぜならば、商品やサービスの長所、強みなどは消費者にとっては興味が無いこと。

興味があるのは、その長所や強みによって自分にはどんなメリットがあるのか?という点だけです。

「ベネフィットを出す」なんて言葉も最近よく耳にすると思いますが、あなたの商品を使うことで、どんな良い未来が待っているのか?を想像させてあげることです。

消費者目線のコンテンツを書く、というだけで内容は大きく変わってきます。

「あなたのためのコンテンツ」ということを意識して記事を書いてみましょう。

自分にメリットのある情報を提供してくれる企業、問題の解決策を教えてくれる企業には信頼感、親近感がわくことでしょう。

そのようにして顧客との関係をじっくり作ること、それは長い目で見れば企業の大きなメリットとなります。

コンテンツも商品もお客様の為に提供するものなのです。

そうです。これからあなたが作る コンテンツは商品と同等 なのです。

自社コンテンツに辿りついてもらうためには

自分から売り込まずに消費者からコンテンツを探してきてもらう、というのがコンテンツマーケティングの戦略です。

ですが、ネット上に星の数ほどある情報の中から、あなたを見つけてもうらことは簡単ではありません。

顧客となる消費者にコンテンツを探してもらうには、

  1. 検索されやすいコンテンツを作る
  2. 多くの人にシェアされるコンテンツを作る

大きくまとめるとこの2つが重要な条件となります。

コンテンツを発見してもらわないと、なにも始まりませんし、制作した意味も無くなってしまいます。

書くだけ時間の無駄ですよね。

その為にはSEOの概念・考え方は必須であると言えます。

まとめ

短めにまとめます。

ホームページで、商品やサービスを売ろうとすればするほど、安くしないと売れない。

これが、ホームページで商品やサービスを売ってはいけない最大の理由

わたし達が発信すべきのブログの記事(コンテンツ)は、

「宣伝だけじゃない。あなたの為のコンテンツ」

ではまた。

 

 

PS:

わたし達は、「検索されやすい」を突き詰めた、WEB制作サービスを提供しています。

もちろん、集客できるコンテンツの作り方、考え方、テクニックのノウハウもお伝えするサービスです。

是非、わたし達と最短距離でWEB集客の目的である、「売り上げUP」を達成しましょう。

投稿者プロフィール

田村巧次(タムラコウジ)
田村巧次(タムラコウジ)株式会社コタム代表
WEB制作会社Co-Tam.Inc代表の田村巧次です。
創業当初から、金で買うSEOを良しとせず、その時々の Google ガイドラインに沿ったSEO(ホワイトハットSEO)のみをクライアント提案。 制作したWEBサイトは、一切ペナルティを受けず、9割以上がキーワード検索で1位を獲得。どれもすべて効果の高いキーワードを選定する。制作会社の枠にとどまらず、2011年より、企業の情報発信の重要さをクライアントに提示。
「SEOの知識を正しく活用できれば、必ず集客の力になってくれます。」

  • 中小企業庁 中小企業デジタル応援隊事業 IT専門家(I00024525)

  • WACA認定WEB解析士・上級ウェブ解析士

  • SEOコンサルタント

  • 米国Google認定 GAIQ(*1)(認定資格ID:28179066)
    (*1) Google Analytics Individual Qualification

  • Google モバイルサイト認定(認定資格ID:36523368)

  • Webクリエイター能力手認定試験エキスパート

  • ネットマーケティング検定取得
    WEB利用・技術認定委員会主催

  • 国家資格:システムアドミニストレータ(現ITパスポート)

  • デジタルハリウッドスクールphp TA/講師(2009~2012)

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