ブログ集客を成功させる為に必ずやるべき2つのこと

  

2018年10月31日  2021年7月5日

「中小企業にWEBマーケティングを」でおなじみのコタムの田村です。

ブログで集客をしよう!と思い立って1番始めにやるべきことが2つあります。

それは、

  1. 目標を決めること
  2. ペルソナ(ターゲット)を決めること

です。

この2つを疎かにしてしまうと、ただなんとなくブログを書き続けることになってしまいます。

継続することは、ブログ集客には欠かせない要因のひとつです。

しかし、目標と誰に向けて書く記事なのか?ということを決めずにブログを書き続けると、
的外れな記事や不特定多数に向けた、誰にも刺さらない記事を作り続ける事になってしまいます。

せっかく書いているブログなのに、時間だけ浪費していくのはもったいないことですよね?

今からご説明することを、少し考えて頂くだけで先ずはOKです。

1.何を達成したいのか?目標を決める

ブログを書く目的を決めるということは、方向性を決める大切な軸となります。

これからコンテンツの制作に取り掛かろう!!!

と、その前に考えておきたいことがあります。

それはブログ集客をどのような戦略で進めていくか?ということです。

質の高いコンテンツを量産していく事も大切ですが、ブログ集客が成功するか否かはこの戦略次第となります。

まず、ブログ集客を始めるにあたっての一番の目的とはいったいなんなのでしょう?

さまざまな効果が期待できるこのマーケティング施策で、自社が渇望していることは何か?を考えます。

ブログを使って「効果」を出そう!

と言っても、その効果って一体なんなの?

自社の効果の定義を考えましょうという事です。

あなたの会社がブログ集客を行う目的は、下記のいずれかになると思います。

  1. 会社の認知度を上げたい
  2. メール問い合わせの増加
  3. 電話問い合わせの増加
  4. 顧客のリスト集め
  5. 企業や商品のファンになってもらいたい

これらの目的を達成する事で「売上があがる」ということが起こります。

その企業によってコンテンツマーケティングで達成したい目的というのは異なります。

何をして、売り上げを上げたいのか?

  • メールの問い合わせ?
  • メルマガの読者登録を利用したリストの獲得?
  • 会社のブランディングをして認知度の向上?

目的を定めることで、メディア運営の方向性が定まります。

先ずは、あなたがブログを書く事で何を達成したいのか?それを考えてみましょう。

2.ペルソナを設定することで顧客目線が徹底できる。

目的が定まったら、あなたが運営するメディアの読者となるターゲット像を具体的にイメージしましょう。

これは、ペルソナ設計と呼ばれていて、この準備をすることにより、どんなコンテンツを制作すれば良いのか?が明確となります。

コンテンツマーケティングを成功させる重要なポイントの1つは、顧客目線を徹底することです。

そのためにペルソナはできるだけ細かく設定する必要があります。

ペルソナ設定の方法

具体的なペルソナの作り方をみていきましょう。

・名前、年齢、性別、職業、家族構成、居住地域や、性格、価値観など、ペルソナのプロフィールを具体的に記述する

・プロフィールの印象から想像される、ペルソナの「好きなこと」「嫌いなこと」「不満、不安、不便に思うこと」「幸せを感じること」なども記述する

・プロフィールから想像されるペルソナの「典型的な平日」「典型的な休日」などのライフスタイルを記述しておくと、顧客との接点を設計しやすくなる

・プロフィールから想像されるペルソナの外見(身長、体型、髪型、服装など)も記述する。ペルソナのイメージに近いイラストや写真などを用意する

出典:同文館出版 「社員をホンキにさせるブランド構築法」

このように、年齢、性別などだけではなく、具体的な性格や人柄までも想定することで、製品・サービスを利用してくれるであろう1人の生身の人間を浮かび上がらすことができます。

年齢や性別、職業、趣味、興味のあること、どんな生活をしているか?

名前を決めてしまうのも大切です。

想像で作る場合もありますが、可能であれば既存のお客様の中から要素を抽出したほうが効果的です。

顧客データの分析やアクセス解析、大型ショッピングサイトの商品レビューなどの情報を集めて行うこともできます。

実際に既存のお客様のもとへアンケート調査しにいくのも良い方法だと思います。

それが難しければ、

  • あなたの商品を購入してくれたお客様で、いちばん喜んでくれた人
  • あなたの商品をいちばん理解して効果的に活用してくれた人

などが良いでしょう。

これを行うことで、ペルソナがどんなコンテンツを欲しがっているのかを具体的に理解することができ、より的を得たコンテンツを作り出すことが可能となります。

ペルソナ設計は定期的に見直す

商品の認知度や購入までの段階によって適しているコンテンツは異なります。

以前、「宣伝では無く悩みや問題の解決を」と書いたとおり、ペルソナに向けてお悩み解決のコンテンツを書いていく事がいちばん効果的です。

しかし、その悩みにまだ気が付いていない人に気づかせてあげる、といったコンテンツも必要となります。

それぞれの段階にあったコンテンツの提供ができるように、豊富な種類のコンテンツを用意してあなたのお客さまに変えていく導線を作りましょう。

また、ペルソナ設計というのは定期的に設定し直す必要があり、それが質の高いコンテンツを生むコツとなります。

目標やターゲットを設定せずに運営していくと・・・

ただ価値のあるコンテンツさえ発信し続けていけば結果がでるのでは?

と考えていた人も少なくないのではないでしょうか?

しかし「価値あるコンテンツ」を作るためにはターゲットを明確に設定することが欠かせません。

またターゲットを定めるためには、コンテンツマーケティングをやる目的もしっかりと定めておく必要があります。

ただなんとなくそのまま継続することは、的外れなコンテンツや不特定多数に向けた、誰にも刺さらないコンテンツを作ってしまう原因となります。

また、顧客目線ではなく企業目線のコンテンツを発信してしまう恐れもあります。

それでは消費者に興味・関心を抱いてもらうことはできないでしょう。

目標とペルソナはコンテンツマーケティングの方向性を定めるために必ず考えておきたいポイントです。

他にも、目標を達成させるためにはKPI(重要業績評価指数)を設定するのも重要なことです。

KPIというのは目標をどのくらい達成したかを測る指標です。

それはもちろん目標によって違ってくるのですが、たとえばサイトの訪問者数や回遊率、離脱率、SNSのシェア数などがあげられます。

いくつかのKPIとそのKPIの目標値を設定し効果を測定することにより、どこを改善すれば目標の達成に近づけるかが明確となります。

そしてその改善を繰り返し続けることが、目標達成へとつながるのです。

まとめ

誰に向けて、何を届け、どう行動してもらいたいか?

ブログ集客は、これが非常に大切です。

そのためにもまずは、

  1. 目標を決めること
  2. ペルソナ(ターゲット)を決めること

この2つを疎かにしてしまうと、ただなんとなくブログを書き続けることになってしまいます。

的外れな記事や不特定多数に向けた、誰にも刺さらない記事を作り続ける事は避けたいですよね。

是非、今回ご説明した2つのことにチャレンジしてみてください。

それではまた。

投稿者プロフィール

田村巧次(タムラコウジ)
田村巧次(タムラコウジ)株式会社コタム代表
WEB制作会社Co-Tam.Inc代表の田村巧次です。
創業当初から、金で買うSEOを良しとせず、その時々の Google ガイドラインに沿ったSEO(ホワイトハットSEO)のみをクライアント提案。 制作したWEBサイトは、一切ペナルティを受けず、9割以上がキーワード検索で1位を獲得。どれもすべて効果の高いキーワードを選定する。制作会社の枠にとどまらず、2011年より、企業の情報発信の重要さをクライアントに提示。
「SEOの知識を正しく活用できれば、必ず集客の力になってくれます。」

  • 中小企業庁 中小企業デジタル応援隊事業 IT専門家(I00024525)

  • WACA認定WEB解析士・上級ウェブ解析士

  • SEOコンサルタント

  • 米国Google認定 GAIQ(*1)(認定資格ID:28179066)
    (*1) Google Analytics Individual Qualification

  • Google モバイルサイト認定(認定資格ID:36523368)

  • Webクリエイター能力手認定試験エキスパート

  • ネットマーケティング検定取得
    WEB利用・技術認定委員会主催

  • 国家資格:システムアドミニストレータ(現ITパスポート)

  • デジタルハリウッドスクールphp TA/講師(2009~2012)

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コメント

    • Hana
    • 2019.08.26

    ペルソナ設定が大切、ということは聞いたことがありましたが、こんなにしっかりと1人の生身の人間として設定しないといけないんですね。

    読んでほしい人の年代や性別を決めただけで、ブログを書いていたので、この記事を何度も読んでしっかりペルソナ設定をしていきたいなと思います。

    役に立つ記事をありがとうございます。

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