わたしたち消費者が、大事なお金を払ってまでモノを買う理由ってなんなのでしょうか?
それは…とてもシンプルなことなんです。
「苦痛から逃れ、快楽を得るため」
ということです。
つまり、お客様の根本にある悩みを知り、その痛みにストレートに訴えかける記事を書くと、面白い位に効果が出ます。
その悩みをもった人にとって、大変なお役立ち情報となるので、信頼もしてもらえます。
お客様が何に悩んでいて、あなたの商品を必要としているのか?
それを深く知ることが、1番大切なことであり、ビジネスを成功させる為には必要なことなのです。
お客様の悩みが解らない…という方は、お客様のことを「知らない」ということなので、今一度お客様とお話しをする機会を設けてみる必要があるでしょう。
人が、感じる根源的な痛みは5つ
1.恐怖
人は希望的観測では行動をしないが、恐怖を感じると必ず行動します。
例えば、こんな人物がいるとしましょう。
この男性の最近の悩みは、まだ自分は若いと思っていたのに、最近、髪の毛がさみしくなったきがする…。もしかしたら、このまま薄くなってしまい、ゆくゆくは…
この男性の場合、「髪の毛が無くなってしまう」という恐怖から、いまから頭皮ケアをしていく。という行動を必ずとります。
そんなことで悩んでいるタイミングで、頭髪の薄めな先輩に「20代からちゃんとケアしないと、俺みたいになるよ?」と言われたら、行動せざるを得ないとおもいます。そうゆうことです。
ほかにも、お金がなくなったらめちゃめちゃ惨めな思いをするという恐怖から、経済的に成功したいと思う。
人に見放されるという恐怖から、コミュニケーションがうまくなりたいと思う。などがありそうです。
2.退屈
実は、わたし達人間は、誰もが、生きる目的がぼんやりとした、ハリのない生活を恐れています。
そのため、退屈な現状を変えて、刺激のある毎日を暮らしたいと思っているのです。
あなたもそうではありませんか?
- 退屈はしたくないから、旅行にいく。
- 退屈はしたくないから、趣味に没頭する。
- 退屈はしたくないから、気の合う仲間と集まる。
- 退屈はしたくないから、結婚して子供を…
極論に聞こえるかもしれませんが、「わたし自身も確かにそうゆうとこあるなぁ」と思います。
あまり大きな声では言えないですが、熟年離婚の大きな原因もこれがあてはまるそうです。
3.無能
誰でも自分は才能に溢れた人間だと思いたがるものです。逆に言うと、無能で誰の役にも立たない人間になることに激しい苦痛を感じる。ということですね。
自分が必要とされる場所を求め、自分を必要としてくれる人の為に役に立ちたいと思うのです。以前わたしが、フリーランスとして、駆け出しの頃、安いバイト代で請負をしていたことがありました。
今では考えられないほど、低い対価(地方のバイト最低賃金よりも低い)で働いていたのですが、それは相手が喜んでいてくれたからです。
駆け出しだったわたしは、「喜んでくれる=わたしを必要としてくれている。」と考え、その仕事に没頭していました。
しかし、私用でどうしても仕事ができないときに、一度ごめんなさいをしたのですが、その瞬間仕事を切られてしまいました。そのクライアントは、安価で言うことを聞いてくれるひとなら誰でもよかったのです。わたし自身もそうであったように、人は誰でも、自己重要感/自尊心を常に得ていたいと思っているんですね。
少し話がそれますが、実は、クリエイターってこれを大切にしている人種です。モノを作るという仕事柄そんな気質があるのでしょう。そんな彼らの気持ちを利用せず、適正価格で依頼してあげてください、お願いします。
4.孤独
当たり前のことですが、人は一人になることを恐れます。
他人との、心のふれあいや、つながりがなければ、誰だって生きていくことはできません。わたしは1人で生きていけるって言っている人ほど、孤独を恐れています。
わたし自身、フリーランスでやっていた頃、ひとりで作業に没頭することが多くあったのですが、あるとき「声がでなくなる」という不思議な現象がおこり、「誰かと話したい!」という衝動にかられました。そして、今の会社を作りました…笑
わたしのように孤独を恐れる人をあなたの商品・サービスで解決してあげるには? の中にヒントが隠されているかもしれませんね。
5.失敗
看護師をしている友人に聞いたお話しです。
人生の最期の時に、「自分の人生は失敗だった」と 言う方はとても多い。
すごく考えさせられますよね…。自分はそうではない最後を迎えたい、そんなことすら思ってしまいます。
つまりどうゆうことかと言うと、「多くの人が、自分が思い描いていた人生と真逆の人生を歩んでいる」ということです。本心では、「こんなはずではない」と思いながら…
「もし、あなたがこのサービスを使わなかったら、○○○になってしまいます。」
というキャッチコピーを見たことがありませんか?これは、失敗を恐れる人間の心理を利用したコピーです。
「もし、あなたが今からこの育毛ローションを使えば、5年後、薄毛に悩まずに楽しい人生を送ることができます。」
わたしは、その育毛ローションをカートのカゴに入れました。
まとめ
未来のお客様に自分の記事を見てもらいとき、この誰もが持っている根源的な痛みのどれかを深く刺激するタイトルにすることで、振り向いてもらえる確立がぐ~んと増すでしょう。
しかし、煽(あお)りすぎるも問題です。
買ってくれた人を必ず幸せにできるような、商品であれば、煽ってでも売るべきだと思います。そこで商品を見つめなおす必要がありそうです。
あくまでも、お客様の深いところの悩みを知り、それを解決してあげられるような記事にしてあげることを心がけましょう。そして、その言葉と、あなたの商品やサービスから得られるご利益(ベネフィット)を結びつけてお伝えすることで、信頼を寄せてもらえることでしょう。
小さな会社のWEB集客を支援するメディア。PICNICの田村です。寝る時間を削ってブログを書いている。でもいまいち結果に繋がらない。仕事の合間を縫って、ブログを書いている・・・でもどうせなら、仕事につながるブログを書きたい。[…]