【図解!】オウンドメディアとコンテンツマーケティングって何が違うの?

  

2019年6月6日  2021年3月11日

こないだ電話営業してきたWEB系の会社が、

(〇〇マーケティング社)
(〇〇マーケティング社)
コンテンツマーケティングの為にオウンドメディアを運用しましょう!御社の売上アップに必ず貢献しますよ!

なんてことを言ってきた。

ほんとうによくわからない言葉をツラツラト並べて、胡散臭い営業だ・・・

 

オウンドメディアってのは、なんか聞いたことがあるから、何となくわかるよ。

自社で保有するメディアってことでしょ。

でも、最近よく耳にするコンテンツマーケティングってヤツと何がちがうの?

 

とか、

 

WEBマーケティング用語は、カタカナ文字ばっかりでよくわかならいよ・・・嫌になっちゃう!!

なんて思いますよね。

 

 

ここでは、そんなあなたが持つ疑問。

「オウンドメディアとコンテンツマーケティングって結局なんなの?!」

ということを図解付きで「パパっと」解決させていただきます。

読み終わった後は、オウンドメディアとコンテンツマーケティングの違いが理解できて、スッキリすること間違いなしです。

 

それでは早速いきましょう!

コンテンツマーケティングってなに?

オウンドメディアという言葉とセットで良く耳にするコンテンツマーケティングという言葉。

謎が謎を呼ぶ聞いたことの無いカタカナ言葉・・・

まずは、コンテンツマーケティングについて理解することで、いまあなたが持っているモヤモヤは、スッキリします。

 

コンテンツマーケティングとは

読者(顧客)に価値ある情報を定期的に届けることによって、読者との信頼関係を築き、購買行動につなげる。

というマーケティング施策です。

なんか難しく感じますね。

しかし、やることは単純明快です。

下の図をご覧ください。

通常の広告手段とコンテンツマーケティングの違い

 

自社サービスに関する情報を一方的に配信するのではなく、読者にとって有益な情報をコンテンツとして配信していくことです。

 

多くの広告手法がある中で、コンテンツマーケティングがここまで読者の心を惹きつけるのは、

自分たちが伝えたい情報を一方的に発信する通常の広告手法とは異なり、

ユーザーのほうから見つけてもらう」というマーケティングの手法だからです。

 

コンテンツの種類はブログだけじゃありません。

コンテンツとひと言にいっても、多岐にわたります。

自社のコンテンツと聞くと、お役立ちコラムなどの「ブログ」のようなものをイメージされる方が多いと思います。

しかし、ブログだけじゃありません。

動画(オンラインセミナーなど)・ホワイトペーパー(無料e-book)などもコンテンツと言えます。

 

1.ブログコンテンツ(コラムなど)

コンテンツマーケティングのイメージが最も強いブログ型コンテンツ(コラム型コンテンツ)は、

会社やサービスの公式ブログとして、テキストを更新していくコンテンツです。

 

1記事ごとに検索エンジンにインデックスされるため、コンテンツが溜っていくことによって、

複数の流入キーワードで集客ができるというのが最大の強みです。

 

また、Googleなどの検索エンジンからの評価が得られやすいというメリットがあります。

コンテンツが蓄積されていくため、ストック型コンテンツとも呼ばれています。

 

反対に、SNSのように投稿内容がタイムライン上で流れていくコンテンツは、フロー型コンテンツと呼ばれます。

ストック型 と フロー型 コンテンツの使い分け

ストック型コンテンツをブログで作成し、それをフロー型のSNSで広める。

という使い分けが一般的であり、王道中の王道です。

 

2.動画コンテンツ

名前の通り、動画を使用したコンテンツです。

YouTubeが代表的なプラットフォームでしょう。

スマートフォンが普及してから、動画コンテンツが非常に広まりましたが、B to B・B to C ともに70%以上もの企業が動画コンテンツを活用しているとも言われています。

WEBサイトに掲載したり、広告に活用したり、メルマガに埋め込んだり、展示会などのイベントで流したり、活用の幅もどんどん広がっているようです。

 

3.事例コンテンツ

B to B 企業であれば「導入事例」や「お客様インタビュー」。

B to C 企業であれば「口コミ」や「評価」など、事例をまとめたコンテンツは非常に重要です。

読者(ユーザー)が検討する際の重要な要素になっているので、サービスを紹介するサイトの場合は必ず作るべきでしょう。

 

4.ホワイトペーパー(e-book)

WEBサイト上にある無料e-book(無料情報商材)やカタログ、サービスの資料などのことをホワイトペーパーと呼びます。

ホワイトペーパーを手に入れるためには、メールアドレスを含む個人情報を入力する必要があります。

その為のフォームを設置しておくことで、WEBサイトに訪れている匿名顧客の実名化が可能なとても強力なツールです。

 

5.メールマガジン

メールマガジンは、B to B・B to C 企業どちらでも多く活用されているコンテンツの1つです。

問い合わせやホワイトペーパーの申込みをもらった見込み客リストに対して配信を行う為、メール配信システムの利用代金が掛かります。

しかし、比較的低コストで行うことができるマーケティング施策です。

ホワイトペーパーのダウンロードユーザーに対してステップメールを送信し、ナーチャリングを行っていくなど、活用の方法はさまざまです。

 

ステップメールとナーチャリング

ステップメールとは、特定のタイミングになったユーザーに準備していたメールを自動で配信する仕組みのことです。

例えば、ホワイトペーパーをダウンロードした翌日に

「ホワイトペーパーはご覧になりましたか?」

と送り、そのメールを開封した翌日に

「ホワイトペーパーに関連する事例もお送りします。」

という内容のメールを配信するなど、さまざまな活用方法があります。

また、ナーチャリングとは、顧客を育てていくという考え方や、見込み度の薄い顧客に対して、メルマガ配信や、特定のWEBコンテンツを読ませるなどして、見込み度を上げていく施策のことを指します。

 

 

オウンドメディアとコンテンツマーケティング

まとめると、オウンドメディアは、コンテンツを入れる「箱」で、コンテンツマーケティングとは、オウンドメディアを取り巻くマーケティング施策全体のことを指します。

コンテンツマーケティングの全体像を掴むと、目先がクリアになると思います。

オウンドメディアとコンテンツマーケティングの全体像

 

コンテンツマーケティングは、様々なチャネルを利用した、WEB集客の施策のことです。

コンテンツマーケティングを実施する為に、オウンドメディアを利用する。

ということですね。

オウンドメディアとコンテンツマーケティングの違いはお解りいただけたかと思います。

あ~スッキリしました。

これで、一方的に話しをしてくる、電話営業の話しも理解できるようになりました。

 

活用事例

営業
営業
御社の売上アップの為に、オウンドメディアを導入してコンテンツマーケティングを実施しませんか?
オウンドメディアを持つだけでコンテンツマーケティングが成功できるとは思わないよ。

 

コンテンツの指導とかもちゃんとしてくれるの?

 

でも今、リソースが足らなくてね。

 

 

またの機会に頼むよ。

あなた
あなた

投稿者プロフィール

田村巧次(タムラコウジ)
田村巧次(タムラコウジ)株式会社コタム代表
WEB制作会社Co-Tam.Inc代表の田村巧次です。
創業当初から、金で買うSEOを良しとせず、その時々の Google ガイドラインに沿ったSEO(ホワイトハットSEO)のみをクライアント提案。 制作したWEBサイトは、一切ペナルティを受けず、9割以上がキーワード検索で1位を獲得。どれもすべて効果の高いキーワードを選定する。制作会社の枠にとどまらず、2011年より、企業の情報発信の重要さをクライアントに提示。
「SEOの知識を正しく活用できれば、必ず集客の力になってくれます。」

  • 中小企業庁 中小企業デジタル応援隊事業 IT専門家(I00024525)

  • WACA認定WEB解析士・上級ウェブ解析士

  • SEOコンサルタント

  • 米国Google認定 GAIQ(*1)(認定資格ID:28179066)
    (*1) Google Analytics Individual Qualification

  • Google モバイルサイト認定(認定資格ID:36523368)

  • Webクリエイター能力手認定試験エキスパート

  • ネットマーケティング検定取得
    WEB利用・技術認定委員会主催

  • 国家資格:システムアドミニストレータ(現ITパスポート)

  • デジタルハリウッドスクールphp TA/講師(2009~2012)

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